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風船便り 47 そんなことって・・・ 先日お電話とFAXでギフトのご注文をくださった方から連絡をいただきました。
電話に出ると最初にこう言われました。 「これはクレームじゃありません。こんなケースもあったというご報告なんです」と。 ご注文いただいた商品はハートやクマノミなどその子が好きなキャラクターなどを組合わせた、フワフワ浮かぶパフェ。 お届け先はその子の入院先である病院でした。 喘息などでたくさんの子供が入院している病棟にはどうしても約束事があります。 お花など花粉等が病気に影響を与えてしまうもの。 他の子供をうらやましがらせてしまうプレゼント。 その他にも病棟全体の事や、子供の気持ちも考慮してあげなければなりません。 今回のご依頼主の方も当然それらを考えた上で、入院先の病院に問い合わせをして、「こういう風船を送りたいのですが・・」と相談して許可を得たうえで当店にご依頼いただきました。 お子さんが個室にいる事なども良かったようです。 お電話を頂いたのはAM指定の日の午後でした。 なんとなく受話器越しの声が震えているようでした。 その声で先ほどの「これはクレームの電話では・・」とおっしゃいました。 結論としては、バルーンはその子の元に届かなかったそうです。 病院は荷物として受付てくれました。そして病棟まで運ばれたところでストップがかかりました。 理由は「ウイルスなどによる感染防止」だそうです。 ウイルスって・・・・ ご依頼いただいたお客様と、その子の両親が病院にお願いしたそうです。 「せめてガラス越しにでもいいから、子供に”こんなのが届いたよ!”と見せてあげたい」と。 その希望は半分受け付けてもらえたそうです。 半分だけ・・・ 箱だけを見せてくれた。開封すらせず箱だけを子供に見せたと・・・ そのときの子供の顔を、気持ちを想像すると涙がでます。 「ご自宅に持ち帰ってもらいますから、早く良くなってお家で見ましょうね」 これらの判断は病院としてではなく、病棟などの責任者の判断だったようです。 僕らはウイルスなどの感染についてはわかりません。 その子の入院する病棟がどういう病気やリスクを持った子たちがいるのか知りません。 ですからその判断に対して異論を唱えることはできません。 ご依頼いただいたお客様は風船が大好きで、子供たちにどれだけの笑顔と元気を与えられるかをご存じでした。 「ある意味では薬よりも子供たちには風船のほうが効くんです」とおっしゃってくださいました。 風船がもっともっと日本の中でメジャーなプレゼントになれば、こんな悲しい思いをしなくて済むかも知れない。 だからもっともっと風船を日本に広めてください。素敵なお仕事を応援していきますとまで言ってくださいました。 風船がウイルスを運ぶ事ってあるのですか? 運んだとしても、それは風船だからではなく洋服でもハンドバックでも同じなのではないですか? 誰か教えてください。 2012年2月29日 |
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