![トゥルーカラーズについて](../img/t_about.gif)
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バルーンを使った撮影
テレビとかグラビア写真などを見ていると、ときどきバルーンが映っているのをご覧になることがありますよね。
ほんとに小道具としてチラッと映っているものから、ほとんどメインのように使われていることもありますし、ゲームとして使われることも多いです。
どちらの場合でも制作スタッフの方々は手を抜くことなく手配をされています。
見えるか見えないか程度でも、相応の予算を取って撮影のイメージに沿ったものを用意することが多いです。
そんな撮影の現場風景をご紹介いたしましょう。
デザイン画
TVなどの美術セットとしてバルーンを利用する場合には、制作会社さんのほうから画をもらうことが多く、それを元にして「すべて現場で制作する」か「可能な限り作って持っていく」かをまず決めます。
ヘリウムガスを使ったラバー・バルーンは浮遊時間が短いため、原則として当日現場で膨らませます。同じラバー・バルーンでも空気で膨らませたガーランドなどは事前に作って持っていったほうが楽です。
撮影に限らず「現場」というのは何が起こるかわかりません。
思ったよりも時間がかかることのほうが普通ですから、事前に出来ることは可能な限り済ませていきます。
デザイナーさんは細部まで自分のデザインにこだわりを持っています。
それに応えるためにはこちらも制作時間をかけてこだわる必要があります。
それらを時には4tトラックで運び設置を開始するのですが、僕らは大道具さんなどと同様に全体スケジュールの始めのほうに時間を当てられます。僕らが出来てないと照明さんたちも仕事が進まないからです。
TVのセットなどでは
「06時スタジオイン・・・待機・・・リハ・・・演者さん入り・・・本番・・・25時バラシ開始」
などと気が遠くなるほどの待機時間があったり、設置のみ行ってかたずけは無しという場合もあります。
グラビア撮影
ファッション雑誌などの撮影の場合、デザイン画まで用意されることはほとんどありませんが、カメラマンさんたちのイメージに限りなく近づくように「技術と知識と経験」をその場で搾り出す作業をしいられることが多々あります。
「その後ろのバルーンをもう少し大きく・・・数を増やして・・」「もう少し丸く・・・」「もう少し色を・・・」
これらの要求にその場で対応していきます。
ときには「その色はかなりいいんだけど、もう少し明度をあげたいなぁ」などと言われることもあり、ラインナップに存在しないカラーをその場で作ることもありました。
それらに対応するためにはバルーンの素材や特性を把握し、技術とアイディアという引き出しを数多く持っている必要があります。
これらはスクールで覚えられるものではなく、現場での経験を積み重ねて得られるものだと思います。
また、本当にちょっとした小物として使用される場合には、スタッフの方がお店に買いにいらっしゃって、ご自分たちで飾ることもあります。
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